現実に存在するわらしべ長者
[caption id="attachment_99" align="aligncenter" width="1024"] The Golden Paper Clip / seafrost[/caption]
わらしべ長者。言わずと知れた日本おとぎ話のひとつ。
貧乏人が藁しべ(藁)を物々交換していき、最終的に大金持ちになるというお話ですが、日本に限らず世界各地で似たような話があるようです。そういう意味では万国共通で通用する手法なんですかね?
わらしべ長者の手順
わらしべ長者の手順はいたってシンプル。
まずは身の回りにある、あまり価値がないようなものをひとつ選びます。
どなたかとそれより少し価値がある物と物々交換します。
交換してもらったものを別の人とも同様に、それよりも少しだけ価値があるものと物々交換をしてもらいます。
そのように次々と物々交換交換してもらい、最終的に自分が欲しいものをゲットするという手法です。
なお、昔話では藁しべから最終的に屋敷を手に入れています。
現代版わらしべ長者長者
現実の世界でもわらしべ長者をやってみる人はいるようです。
先日、「わらしべ長者の旅」と書かれたTシャツを着た若者とすれ違いましたが、手に持っていたのはネクタイでした。
うーん、現実はなかなか厳しいですね。
スタートしたばかりならまだ希望もありますが、もう何ヶ月も続けていていまだネクタイであれば、ゴールはあまりにも遠いのかもしれません。
わらしべ長者の成功例
そんな現実は厳しいわらしべ長者ですが、中には成功例もあります。
そんな成功例をちょっと見てみましょう。
クリップから居住権
カナダのカイル・マクドナルドという当時26歳だった男性がなんとクリップからスタートして、最終的に家の居住権を獲得したそう。昔話のわらしべ長者にも負けないサクセスストーリーですね。
この男性はインターネットを駆使してわらしべ長者を行なったそうです。まさに現代版と言えますね。
チョコレートから空き家
この例は個人ではなくNPO法人「子育ては親育て・みのりのもり劇場」のフリーペーパーの企画として行われたもので、4年をかけてチョコレートから空き家を手に入れました。
キャベツから車
この方は日本の方で、ネットをウロウロしていたらたまたまブログを発見しました。
なんでも起業するために融資を受けられなかったため、起業のための軍資金を手に入れるためにキャベツからわらしべ長者を始めたそう。
現在なんとキャベツから車にまで変わったそう。
車からなかなか交換してくれる人がいないみたいで行き詰まっているようでした。
最終のブログ更新が2012年だったので車からは進まなかったのだと思いますが、それでもキャベツから車はすごいですね。
現代だからこそわらしべ長者
インターネットが普及し、海外を含め様々なところに手軽に行けるようになった現代はある意味わらしべ長者をするには素晴らしい環境とも言えなくもない。
ぜひ、わらしべ長者に挑戦し、豊かな生活を手に入れてみては。
、、、私はやりませんけどね。