インデックスに勝ちたい個別株投資

投資とはインデックスに勝つことと見つけたり。個別株でインデックスに白星をあげたい投資家の備忘録

時代は地味婚ではなく「ナシ婚」!?

[caption id="attachment_71" align="aligncenter" width="1024"]結婚式イメージ画像 Marriage / erix[/caption]

一昔前なら「給料の3カ月分」といわれた婚約指輪もデフレ中だ。「男性の恋愛・結婚に関する意識調査」(銀座ダイヤモンドシライシ/20、30代の未婚・既婚男性500人)によると、「給料の1カ月~1.5カ月分未満」と答えた割合が最も高かった。

情報源: 地味化が加速 婚約指輪やプロポーズ「なし婚」増加の背景 (日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

結婚式はもちろん婚約指輪もプロポーズも無し


バブル時代はそれはもう競うようにド派手な結婚式をあげる夫婦が多くいたと聞きます。当時は結婚式もそうだが物や事にたくさんお金をかける、消費できることがステータスの一つになっていたのでしょう。
しかし、現代の人は価値観が大きく変わり、消費に対していかに合理的でコスパにすぐれているのかを重視するようになってきました。
その結果、結婚式も時代とともに、本当に親しい友人のみで、近しい親族のみでといった必要最小限のあまりお金をかけない、いわゆる地味婚が主流となってきました。
それが今や地味婚どころか、そもそも結婚式をやらない「ナシ婚」が増加中とのこと。さらに、婚約指輪もプロポーズもないって言うのだから驚きだ。

消費活動の正常化とも言えなくもない


儀式を通して皆の前で宣誓することは、覚悟だったり、責任だったりを自覚する上で非常に重要な役割をもっていると思います。
しかし、その儀式に何百万円もかけるべきなのかといわれれば疑問を持たざるを得ないというのが正直なところ。
若い二人の新しい門出となっているところに、スタートそうそう何百万円の消費からって、単純に二人の足かせになってはいないだろうか。
結婚式自体を否定するつもりは毛頭ないが、あまりに結婚式が形骸化し過ぎているようでそれが費用として跳ね返ってきているため、そこに疑問を呈し結果的にやらないもしくはやっても地味婚といわれるシンプルなものになるのではないだろうか。
それはつまり見方を変えれば消費活動の正常化とも言えないだろうか。

形にすることは大事

確かに消費活動の正常化の結果結婚式を挙げないカップルもいるだろうが、当然そうとも言えないカップルもいる。
記事にあるようにできちゃった婚だったり、同棲生活の延長でなんとなく籍を入れるカップルも現代では珍しくない。
そういった背景もあり、結婚式をはじめ、結納、婚約指輪、プロポーズに至るまですべて無しなんてカップルもいる。
結婚式や婚約指輪などを消費活動の正常化と考えてもプロポーズまで無いなんて。
言葉にするのはタダなんだからそれぐらいは形にしてはいかがだろうか。


結婚式と離婚率


結婚式をすることで離婚防止にもなると記事では紹介されいるが実際どのくらい違うのだろうか。
アニヴェルセル株式会社の調査(http://www.anniversaire.co.jp/)によれば離婚歴のある人のなんと8割が結婚式を挙げてないんだそう。
これは驚きの結果ですね。
結婚式が離婚率に影響を与えるのだとしたら、そこにある程度コストをかけること、それこそが本当の意味での消費活動の正常化ではないだろうか。


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