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賞金は10億円!?eスポーツの魅力

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世界有数のゲームの展示会、「東京ゲームショウ」が21日開幕し、ことしは、プロの選手によるゲームの対戦を大勢で観戦する海外で人気の「eスポーツ」に関する展示やイベントが注目されています。

情報源: 「eスポーツ」に注目 東京ゲームショウ開幕 | NHKニュース

ゲームで賞金10億円

eスポーツとは簡単に説明すると対戦を行うゲームをスポーツ・競技としてとらえた際の名称のこと。

要はゲームの大会ってこと。つまりゲームで賞金10億円が獲得できる大会があるんです。

ゲームといえば日本のお家芸なのに

ゲームといえば古くはファミコンから、現在のSONYプレイステーション4やNintendoのSwitch、ゲームといえば日本は常に世界を牽引してきた印象があります。

しかし、ことeスポーツに関しては日本ではなじみが薄いですね。

ゲームで賞金?せいぜい近所のショッピングセンターのイベントで優勝賞品にゲームソフトがもらえるくらいでしょ?という認識の人の方が多いのではないでしょうか。

しかし、世界では10億円という賞金がかけられた大会をはじめ、億単位の賞金の大会がいくつも開催されています。プロスポーツの世界でも億単位の賞金がかけられるスポーツは限られている現状を鑑みるとそのすごさがわかりますね。

当然、そんな高額な賞金を獲得できる大会が開催されているため、プロとして活動している人も存在します。プロもトッププレイヤーともなると年収1億にもなるそう。

そんなeスポーツですが、どうして日本ではあまり普及していないのでしょうか。

日本におけるeスポーツ普及を阻む障害

なぜeスポーツが日本で普及していないのか。

世界では日本はeスポーツの後進国として認識されています。

法律上賞金が出せない

まず日本の法律上大会に高額賞金を懸けることができない。そのため、高額賞金を獲得するため凌ぎを削り合うような競い合いは起きにくく、あくまで趣味の域を出ない。

プレイヤーが少ない

ゲーム大国である日本では当然多くのユーザーがプレイしている、いわゆる流行っているタイトルはいくつかありますが、実はeスポーツタイトルとして定番のものはあまり日本では流行っていないのです。

スポンサーがつかない

そもそも大会の賞金は大会の観戦チケットなどを販売することによる大会運営による収益のほかスポンサーによる資金提供が重要です。

しかし、日本ではeスポーツの認知度は低く、企業としてもそこに高額の広告を出しても宣伝効果があまり得られないためスポンサーがつきにくいのです。

認識の違い

あくまでゲーム。日本における認識はこれに尽きると思います。

ただのゲームという認識である以上、そこにお金を出してまで他人がやってるゲームを見に行くのかといわれるとなかなか難しい。また、プレイヤーでもない限り何をやっているのかすらわからない。

 

おそらくeスポーツが日本で普及しないのは上述以外にもさまざまな原因があると思うが、現在、少しずつだが人材の育成のための専門学校の新設だったりプロチームを雇用する企業が出てくるなど普及のための基盤が進んでいるようです。

今後ますますeスポーツが日本で広く認識されれば、もともとゲーム大国である日本で海外に負けない大きな大会がされる日もそう遠くはないのかもしれません。

日本でもプロはいる

日本でも少なからずプロとして活動している個人及び団体があります。

上述で年収1億円プレイヤーの話が出てきましたが、有名プレイヤーで大体年収400万円くらいだそうです。

十分に生活していけますが、あくまでプロです。実力がなければすぐに戦力外になるような世界なのでプレイヤーが安定して育成されていくような環境にはまだないようですね。

ちなみに日本になると年収は100万円くらいらしいです。なかなか厳しいですね。とても生活していけません。スポンサー収入を含まない額なのでスポンサー次第では大きく違うんでしょうけど厳しい世界です。


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